AさんとBさんの血液データの比較

身体についている脂肪は、一部が血液に溶け込みます。血液中に溶け込んでいる脂肪としては、中性脂肪や遊離脂肪酸があります。採血して、その脂肪を分析すると、人それぞれにどんな脂肪がたくさんついているかがわかります。

AさんとBさんと比較してみてください。
(主要10脂肪酸の個々が全脂肪酸に占める割合を百分率で表示)

AさんとBさんの食生活

Aさんは、青魚は嫌いではないですが、あまり食べません。といって肉類が特に好きなわけではありません。から揚げやてんぷらをよく食べます。Bさんは、子供の頃から肉類が嫌いで、盛んに魚を食べていたとのことです。

青魚に多く含まれるエイコサペンタエン酸濃度を比較してください。Aさんは、1.50%で、Bさんは4.29%です。青魚をよく食べるかどうかがてきめんに数字に表れています。

食用油に多く含まれるリノール酸を比較してみましょう。Aさんは、33.44%で、Bさんは、25.60%です。から揚げ、てんぷらをよく食べるAさんのリノール酸濃度は高くなっています。リノール酸は体内で変換され、悪玉のアラキドン酸になります。そのアラキドン酸を比較すると、Aさんは5.46%で、Bさんは4.18%です。

さて、心筋梗塞や脳梗塞などの発症に関しては、アラキドン酸とエイコサペンタエン酸(EPA)の濃度の比率が重要です。Aさんは、EPA/アラキドン酸=1.50/5.46で、Bさんは、EPA/アラキドン酸=4.29/4.18です。Aさんはアラキドン酸の割合がEPAの割合よりかなり高く、アラキドン酸体質です。Bさんは、EPAの割合のほうが大きくEPA体質です。

Aさんは、このままのペースでいくと40歳代で心筋梗塞、脳梗塞を起こすリスクが高い体質といえます。

Bさんはボケにくく突然死も起こしにくい体質であるといえます。

前のページへ戻る

このエントリーをはてなブックマークに追加