EPA-style通信

肌の潤いを守るカギ

肌が乾燥しているとお化粧のノリも悪くなり、気分もイマイチ乗りません。朝起きて肌に触れたら、思わずにんまりしてしまうような潤い感が毎日続いてほしいですよね。
肌を乾燥から守り潤いをキープする決め手は、ふたつあります。

ひとつは、「セラミド」。セラミドは角質層の隙間を埋める細胞間脂質の主成分で、水気を含んだ接着剤のような脂質です。角質層の水分が蒸発しないように作用するほか、外部からの侵入物やさまざまな刺激から肌を守るバリアとして機能しています。

もうひとつは「皮脂」です。肌の表面には、汗の出る汗腺と毛穴とがあります。このうち、毛穴は皮膚の奥で脂のつまった皮脂腺につながっています。皮脂腺から分泌される脂が毛穴を通して皮膚表面に滲み出し、それが、汗腺から汗(水分)と混じって皮脂膜をつくり、肌を乾燥から守るのです。

皮脂膜の質は、肌の水分(汗)と脂分(皮脂)のバランスで決まります。皮脂の水分が少ないと、肌は乾燥しやすいドライスキンとなってしまいます。
皮脂は食べ物から供給されるので、食事から摂る脂分の不足は乾燥の原因になります。油を使った料理を避けがちなダイエット中などに肌荒れを起こしやすいのはこのためです。
皮脂不足による乾燥肌を解消するには、脂肪の摂取量を増やすことが大切です。今日あなたが食べた脂肪が、明日の朝には皮脂となって全身を覆うことを覚えておいてください。
しかし、ただ脂を摂ればいいというわけではありません。摂取する脂肪の種類に注意が必要です。常温で固まっている肉やチョコレート、ナッツ類の脂肪は、皮脂として皮膚表面に現れたときに、外気に触れて冷え固まり、毛穴をつまらせてしまう可能性があります。

ベタつきのないしっとり感を演出するには、良質の脂を摂ることが重要です。皮膚に最も適した脂は、寒い冬でも毛穴の中で固まることのない脂=冷たい水の中で生きている魚の脂肪「EPA」です。肌の内側から滲み出る良い皮脂が、肌をつややかに潤し、乾燥やトラブルからしっかりと守ってくれます。

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