EPA-style通信

亜麻仁油・えごま油

EPA系の油といえば、青魚のアブラを思い浮かべますが、植物油にもEPA系の油があります。亜麻仁油とえごま油(しそ油)です。α-リノレン酸という成分を多く含み、ダイエット、生活習慣病予防、アンチエイジングにと話題の健康オイルですので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

亜麻とはアマ科の一年草で、茎から線維を取り、種子から油を取ります。亜麻仁とは、アマ(亜麻)の二(仁=種子)の意味です。英語ではフラックスシードと言います。外見はゴマよりひと回り大きく、香ばしい味です。

えごまとは一年草のシソ科の植物で、青シソ(大葉)とよく似た葉をもつ植物です。「ごま」とは全くの別物になります。えごまの種子を圧搾して取り出した油がえごま油です。

亜麻仁油やえごま油が健康オイルと呼ばれるのは、「α-リノレン酸」という成分が多く含まれているからです。
α-リノレン酸は、体の中でEPAやDHAに変換される成分で、血中の悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やし、脳梗塞や心筋梗塞、高脂血症、高血圧、ガンの発生を抑制する効果があります。

カルシウムやミネラルといった成分も豊富に含み、さらに香ばしく旨みもあるので、少々値が張るものの毎日の料理に利用したい油です。

利用に際しては次の2点を覚えておいてください。

α-リノレン酸系の油の特徴としては、酸化しやすいということがあげられます。酸化した脂肪酸を摂ることは体にとってあまりよいことではありませんので、これらの油を使用する場合は、できるだけ早く使い切ることが大切です。生臭いにおい等、風味に違和感を感じたらかなり酸化している可能性がありますので注意しましょう。
また、熱に弱い性質があるため、ドレッシングやマリネに使用するなど、火を通さずに使うことをおすすめします。


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