EPA-style通信

今が旬!ワカメのお話

汁もの、炒めもの、酢のものなど食卓の常連としておなじみの「ワカメ」。日本では古くから食され、北海道から九州にわたる広い範囲に分布している一年生の海藻です。秋に発芽、冬から春にかけて一気に成長し、初夏に成熟を迎えます。

若いほど味がよく、旬は3月〜5月。ワカメは乾燥や塩漬けにするなどして保存が可能なため1年中手に入りますが、生ワカメはこの時期にしか食がられません。サツと如でたあとの鮮やかな緑色もこの時期ならではです。

また、天然のワカメの香りの良さは格別で、養殖のワカメでは味わえないといわれています。しかし、現在では食用とされているワカメの9割以上が養殖で、天然もののワカメは極めて少なく、残念ながら味わえる機会はなかなかなさそうです。

ワカメは根、メカブ、中肋(ちゅうろく)、葉からなり、いわゆるワカメと呼ばれているのは葉の部分です。メカブはネバネバが特徴で、納豆や山芋などの粘りのあるものと和えたり、汁物に入れたりと様々な調理法で楽しめます。中肋部分は茎ワカメと呼ばれ、コリコリとした食感が特徴で、つくだ煮や漬け物に加工され食されることが多い部分です。

ワカメがヘルシーといわれる理由は、低カロリーでビタミン、ミネラルなど栄養面で優れているからでしょう。特にナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウムといったミネラル分が豊富です。アルギン酸、フコイダンといった食物繊維も多く、腸内環境の調整や免疫力の向上、生活習慣病の予防など健康に幅広く働きかけます。
さらに、ワカメの脂質含有量は約4%と多くはありませんが、その中にはEPA(エイコサペンタエン酸)が含まれています。青魚のそれと比べると微量ですが、何ともありがたい食材です。

ここまで聞くと積極的に食べたくなりますが、過剰摂取はNGですのでほどほどに。ワカメに含まれる∃ウ素というミネラ施は甲状腺ホルモンの主成分で、多すぎても少なすぎても体の不調を引き起こしてしまいます。∃ウ素の摂取量によって甲状腺ホルモンの量が変わるので、ほどよい量を摂取しましょう。

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