EPA-style通信

お鍋にしませんか

冬といえば鍋。手間いらずで栄養満点な鍋料理は、作る人にとっても食べる人にとっても嬉しいメニュー。肉、魚などの主菜と、野菜やきのこなどの副菜が一食でバランスよく摂れ、味噌味やキムチ味、カレー味などスープを代えて違った味が楽しめる点も魅力です。

北海道の郷土料理として知られている「石狩鍋」もそのひとつ。鮭が産卵のために遡上する石狩川にちなんで、その名前が付けられたとされています。鮭の身のぶつ切り、中骨などのアラと野菜や豆腐、こんにゃくなどを一緒に煮込み、味噌を加えていただくという今や全国区の鍋料理です。最後にうま味を引き出すために山椒をかけるのが本場流なんだとか。

さて、石狩鍋の主役である『鮭』は、意外にも分類は白身魚。赤身魚の色はヘモグロビンなどの色素タンパクですが、鮭の薄紅色はアスタキサンチンというカロテノイド(天然色素)の一種です。カロテノイドには600種類以上あり、βカロテンやリコピンなどがよく知られています。アスタキサンチンの抗酸化力はとても強く、βカロテンやビタミンEを大きく上回ることが確認されている注目の成分です。

鮭には他にも、胃腸や気管支などの粘膜を正常に保ち、皮膚の状態を整えるビタミンAやカルシウムの吸収を助けるビタミンD、おなじみのEPA、DHAなど、身体にうれしい栄養が豊富に含まれています。

今夜は石狩鍋に決まりですね。

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